kintoneで工程表を作る3つの方法と、それぞれの向き不向き
kintoneで工事や作業を管理していると、「この予定を工程表(横棒のバー)で見たい」と思う場面が出てきます。kintoneには工程表そのものの機能はありませんが、作る方法は大きく3つあります。この記事では、それぞれの手間と向き不向きを比べます。
方法1:標準機能(一覧・カレンダー表示)で見る
kintoneのアプリには、レコードを表で並べる「一覧」と、日付ごとに並べる「カレンダー表示」があります。作業ごとに開始日と終了日を登録しておけば、日付順に並べたり、月のカレンダーで確認したりできます。
- よい点:追加の費用がかからず、今日からすぐに使えます。
- 困る点:カレンダー表示は1つの日付で並べるため、「何日から何日まで」という期間がバーで見えません。作業同士の重なりや、全体の流れはつかみにくいです。
作業の数が少なく、「今週やることが分かればいい」という使い方なら、標準機能で十分なこともあります。
方法2:kintoneのデータをExcelに出して工程表を作る
kintoneの一覧はCSVファイルに書き出せます。それをExcelに読み込み、セルを塗りつぶして工程表を作る方法です。
- よい点:見た目を自由に作れます。慣れたExcelで作業できます。
- 困る点:日程が変わるたびに、書き出しと作り直しが必要です。kintoneとExcelの2か所に同じ情報があるため、「どちらが最新か分からない」という食い違いが起きやすくなります。
工程の変更が月に1回あるかどうか、という現場なら、この方法でも回ります。変更が多い現場では、作り直しの手間が大きくなります。
方法3:工程表のプラグインを入れる
kintoneには、機能を追加する「プラグイン」という仕組みがあります。工程表(ガントチャート)のプラグインを入れると、アプリのデータがそのまま横棒のバーで表示されます。
- よい点:データは1か所(kintone)だけなので、作り直しがいりません。プラグインによっては、バーをドラッグするだけで日程を変えられます。
- 困る点:月額の費用がかかるものが多いです。また、プラグインはkintoneのスタンダードコースでないと使えません(ライトコースでは使えません)。
3つの方法の比べ表
| 方法 | 手間 | 期間の見やすさ | 費用 |
|---|---|---|---|
| 標準機能 | 少ない | 見づらい | 0円 |
| Excelと併用 | 変更のたびに作り直し | 見やすい | 0円(作業時間がかかる) |
| プラグイン | 少ない | 見やすい | 月額がかかる |
選び方の目安
- 作業が少なく、期間のバーがなくても困らない → 標準機能
- 工程の変更がめったにない → Excelと併用
- 工程がよく変わる、現場と事務所で同じ工程表を見たい → プラグイン
Excelの作り直しに毎月何時間もかかっているなら、その時間をお金に換えて、プラグインの費用と比べてみるのがおすすめです。
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